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ファッション一筋、の10年



ファッションの世界へ


ロンドンで過ごした思春期に、私は食への興味を加速させ、

同時に、ファッションの世界にも興味をもち始めました。

ロンドンのファッションって、すごくフリースタイル。

皆が服を通して自分のパーソナリティを自由に表現していて、

私自身も「自分を表現するツールとしてのファッション」にすごく惹かれました。

ファッションに惹かれたもう一つの理由は、クリエイティビティ。

「思想を日常にまとうデザインに落とし込む」という、

アートとはまた違うファッションの特長に、面白さを感じました。

日本に帰国して大学に入学。

徐々に、卒業後はファッションの世界で仕事がしたいと夢を膨らませました。


自分自身がデザイナーになるというよりは、

デザイナーを支えるビジネス側の方が私には向いてそうだし、興味がありました。

そして、ラグジュアリーブランディングを本格的に学ぶため、

フランス語を学びパリのESSECビジネススクールに交換留学。


現地で小さなメゾンでのインターン後に、仏ラグジュアリーファッションメゾンに就職し、

日本支社、そしてフランス本社で計10年以上、

マーケティング、マーチャンダイジングなどを担当してきました。

そんなファッション一筋なキャリアでしたが、

結婚・出産して忙しくしているうちに、段々と自分の中で

食を仕事にすることへの興味が膨らんでいることに気づきました。

プラントベースとの衝撃の出会いは、そんな頃でした。

次回は私の人生を変えた、プラントベースとの出会いについて書きますね。

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